自然と向き合って培われた日本の建築技術。
じっとそこにいると感じる心地よさを目指して。

建築設計室Morizo-は持続可能なものづくりを提案し、素材や手仕事を活かしたデザインを提供します。

Washitsu Lesson &
Workshops

いつか自分の家に和室が欲しい。和室の雰囲気を暮らしに取り入れたい。そんな方に向けて和室の情報やアイディアを提供する和室講座。

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Washitsu

WASHITSUとはJapanese-style roomのことです。
なぜ私がヨーロッパで和室を提案したいのかというと、日本以外の国でもアレンジすることでとても魅力的な空間として価値があるからです。
和室は、便利で、美しく、心地の良い小さなコスモスです。
その空間は自由に開いたり閉じたりフレキシブルで多様な使い方が可能です。

そして、本来の和室は完全に自然に帰る素材で作られている為とても気持ちよくエコロジカルです。
勿論伝統的な和室も素敵ですが、私は現代の暮らしに合う、そしてヨーロッパのライフスタイルにマッチした新しい和室を提案したいと思います。
日本では減りつつある和室ですが、ヨーロッパで進化した和室が日本に逆輸入され、いつか日本でも新しい和室が沢山見られる様になることを願っています。

残したくなるものづくり

丈夫で理にかなったもの。使い込まれてなお美しくなるもの。
なくなるのが惜しくなるもの。
奇をてらわず、じっとそこにいると感じる心地よさ。
それがMorizo-の目指しているデザインコンセプトです。

将来使う人が変わっても、世代が交代しても残したくなるものは、今使うあなたにとっても素敵なものであるはずです。本物であれば、シンプルなほど豊かかもしれません。高級ブランド品や量産品を沢山並べるのではなく本当に必要なものが少しあれば十分です。Morizo-は、あなたの美意識を刺激する提案をあなたのためにデザインします。丁寧に考え、しっかり作り、じっくり使い継ぐ。そんなものづくりに携わり続けたいと思います。

手仕事

人の手から生み出されるものはぬくもりを感じ、愛着が沸くものです。ひとつずつ作る為高価になりますが、そのぶん大切に使い修理も可能で長持ちします。なにより丁寧に作られた手仕事の空間がある暮らしは人を豊かにします。住まいの一角に、小さくてもそのようなコーナーを創ってみませんか?

手仕事の職人さんが減りつつある現代において、私たち消費者の少しの意識が未来のものづくりを支えます。そして、作り手の顔が見えるものづくりは結果として使い手に優しい循環を生みます。Morizo-は手仕事の職人さんとクライアントを繋げる役割も果たしたいと考えています。

About us

Morizo- Architectural Designは1996年に大阪から始まった建築設計事務所です。2018年にベルリンにも事務所を開設しました。

日本のデザインと欧州デザインと融合させ、発信・提案しています。

Values / Our Partners

自然素材と、素材の個性を活かしきる職人さん達は
Morizo-の提案に欠かせない存在です。

  • 細く長い丈夫な草を編んで作られる畳の表面はすべすべさらさら。 天然素材ならではのここちよさがあります。 本物の畳に使われる芯材は稲藁を圧縮した丈夫な天然マットです。 直に座ることも寝転ぶこともできる日本固有の床材、「畳」。 完全に土に帰る自然素材で出来た畳の心地よさを是非味わってください。

  • 襖・障子

    襖は言わば部屋を容易に分割できる「動く壁」です。 障子は視線を遮り優しく光を通すレースカーテンの様です。 これらは共に部屋の雰囲気を大きく左右する「スライドするアート」とも言えます。 この魅力的なシステムはヨーロッパでも近年取り入れられ始めています。 Morizo-はヨーロッパならではの新たな引戸の活用方法を模索したいと思います。

  • 和紙

    500年も前から作られ続けてきた和紙は薄くて軽く、丈夫でしかも美しい日本の代表的な素材です。 上質な手漉きの和紙はとても細かな表面の凹凸により光を優しく拡散する機能を持っています。 伝統的な材料と技法で作られた和紙は中性で劣化が少なく、長年美しさを保つことが証明されています。 現代では和紙と一言に行っても多種多様な製品があり、質も値段も様々です。 日本人もあまり知らない和紙の魅力をもっと伝えたいと思います。

  • 木は腐る、曲がる、折れる、そして個性がある。それを知らずに使うのは難しい素材です。 でも他の建築材に比べて軽く、手加工しやすく、何より育てることが出来る材料です。 再生可能な木は人間の営みに欠かせない素材として古代から使われてきました。 自然の恵みを活かしきる人間の知恵と技術で、無駄を最小限に、魅力を最大限に引き出せます。 Morizo-は木を大切に使い続けるサイクルとスピードを守り、自然へ恩返ししたいと考えます。

これらはMorizo-が提案したい素材の代表格ですが、他にも土や石、硝子や漆など、使うほどに美しさを増す自然素材を適切に選定します。 また、それらを扱う職人さんと共に実際の空間づくりをサポートすることも可能です。

OUR PARTNERS

Works

Utsuwa Project

器プロジェクトは、和室に見る日本の手仕事や建築、材料や手道具など、ものづくりに関わるメンバーによる多国籍のオープンネットワークです。2015年に日本で発足し、これまでに日独の職人やデザイナー、素材生産者や手道具製造など様々な分野の プロフェッショナルが協働し、組立式和室のプロトタイプ“UTSUWA”1.0~3.0の開発をしました。

移動やアレンジに加え修理も容易なUTSUWAを、多様な使い方と共に日本やドイツで発表しています。私たちはこのプロジェクトを通して、減少している手仕事職人の技術や自然素材の再評価を発信し、建築に関わる手仕事の市場を創造することを目的としています。

Contact

Morizo- Architectural Design

+49-152-27-294539

rieko@morizo-archi.com

@morizo_uchida_architect